夜、近所をランニングしたら猫がいた。
でも、この時会った猫はむしろ近づいてきて、甘えてくる。
すごくかわいく思えてなでなでしていたんだけど、そろそろ行こうかなと思って立ち上がるとついてくる。
離れようとすると何かを訴えるように鳴いてくる。
この辺りからしまった、と思った。
猫は好きだけど飼うなんて考えてなかった。自分の家がペット可なのかも知らない。
この時点で飼うという選択肢はなかった。
猫はたぶん寒かったりおなかが減ってたりして助けを求めていたような気がする。
途中で猫が気付いてこっちに向かってきたけど逃げるように去った。
罪悪感で苦しくなった。
どうせ助けられないなら中途半端になでたりしない方がよかったんだと思った。
猫は悲しんだだろうか。
猫の耳はVカットされていた。これは不妊治療がなされている猫ということだ。
不妊治療されているということは人が保護して治療を受けさせたんだと思う。
そういうことをしてくれる人は猫にやさしいし、猫も人への警戒心があまりなかったんだと思う。
野良猫はちょくちょく見るけど警戒心が強くて近づいたら逃げていくのでなでたことなんてなかった。
YouTubeとかだと野良猫に甘えられる動画とかがあってかわいいなあなんて思っていた。
いざ自分がその身になると甘えられてかわいいところまでは最高だったんだけど、そのあとの展開まで頭が及んでいなかった。
すごい頼られたのにそれを断って逃げてしまった。猫がどこまで切実だったのかはわからない。ただなでてればそのうち飽きてどっか行ったかもしれない。
でも、自分的には必死に助けを求められたのに逃げてしまったという感覚だ。
🐾
猫はまあまあアホだからすぐ忘れるよ
罪悪感で苦しくともそこで手を引いた増田は偉いと思う。 地域猫〜とか言って餌付けして都合の良い可愛さだけ受け取って糞尿や生き死にの責任を負おうとしないタワケも多い。
人の心がない増田だな こういう人が多い社会は弱者が生き辛いと思う