ワタミで飯食うとな、パワハラで心の壊れた店員がそりゃあ愛想よくしてくれんだ。
目はランランと輝いて完全にイッてる。
203高地に喜んで突撃した日帝のような、自分の人生を捨てる価値が今この瞬間にあると信じてる目だ。
そういった連中の出す飯には命が籠もる。
本当なら彼らが送れたはずのもっと幸せな人生が滲み出しているものを口に入れるのだ。
命を食ってるみたいな気持ちになる。
若人の未来ってのは本当に美味い。
生意気だった奴らに素手で掃除させた便所に小便をすると、少なくとも自分は底辺ではなく、むしろそれなりに上等な立場にいるらしいって気になるだろ?
このままじゃ若人が人生をすりつぶしたときにだけ出るエネルギーを吸える場所なんて風俗とキャバクラぐらいになっちまうよ。
少数派だけで勝手にやってろ。
お前らがそこまでやるならこっちは前以上に通い詰めてやる。
こんな美味い飯が食える店潰させてたまるかよ
随分小さく遠い存在になりました。 コンプレックスの塊だったころの僕。