2020-09-25

雨音が鳴り止まない車内で

市と町を繋ぐバイパスのちょうど真ん中にある道の駅

降り止まない雨の中、時間を持て余している

さっきトイレに帰る途中で見かけた近くに止めてある車内にいた美女が気になって仕方ない。

髪はロングで巻いていて少し茶髪何より車がボルボってところき惹かれた。

その美女スマホに夢中になっていてこちらの視線に気づく様子はない。

そのまま車内からしばらく様子を観察していた。

人間観察が趣味なんていう人はろくな奴がいない。

自分は極めて安全場所から他人を観察しあろうことか見下したりする。

こいつは自分より下だなとか、

何を隠そう自分がそうである

自販機で買ったホットレモンを飲もうと手を伸ばすと

隣に一台の車が駐車した。

白いワイシャツスラックスが視界に入った途端、小太りなサラリーマンだと察した。

その男は、美女の乗る車に近づき微笑んで助手席に乗り込んだ。

嘘だろ?あんな奴が彼氏または夫?いやいや父親

あの二人の関係性はなんだ?

数十秒後ボルボが走り去った。

なんであんな奴がと頭の中で反芻する。

きっとパパ活かなんかだと思うことにした。

美女きもいおっさんホテルに向かい行為をしているところを想像して私は下腹部を隆起させるのであった。

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