20年前に亡くなった友人を思い出すようになった。
数週間。毎朝。続いてる。
学校が終わった後、Aちゃんの家で遊ぶ事も多く、Aちゃん家族にもお世話になった。
笑って過ごした。
遊ぶ頻度は段々と減ってしまったけど、
放課後に笑って過ごした。
別々の高校に進学した。
ある日、突然、亡くなったと聞いた。
「増田ちゃん、中学生の時、仲良しだったでしょ?」と、友人が教えてくれた。
すぐにAちゃんのお家を訪ねた事、
Aちゃんのお母さんと一緒に泣いた事、
全部断片的な記憶だけ残ってる。
1年くらいして、「Aちゃんは自殺だと思う。」と、友人Bが言った事。
やつれたAちゃんのお母さんを見るのが辛くて、
2回で止めてしまった。
思い出させて余計にツライ想いをさせてる気がした。
今までも何度も思い出す事があったけど、
これほどまでに苦しくなる事はなかった。
Aちゃんのお母さんのやつれた顏。
苦しそうな顏を思い出して、私も苦しくなって目が覚める。
もう20年も経っている。
私が会って何になるのか。何かできる事はあるのか。
苦しくて目が覚める。Aちゃんのお母さんの顏を思い出して苦しい。
つくづく思う。親より早く死んではだめだ。
なかなかどうでもうんち