2020-09-11

20年前に亡くなった友人のお母さんの顏を思い出して、苦しい。

20年前に亡くなった友人を思い出すようになった。

数週間。毎朝。続いてる。

苦しい日々。なぜ、急に思い出すのか自分でもよくわからない。

文章にしてしまえば、少しは楽になるかもしれないので書く。


Aちゃんとは中学校部活出会い仲良くなった。

Aちゃん勉強スポーツもできて、センスもよかった。

朝はAちゃんの家のピンポンを押して、一緒に通学をした。

学校が終わった後、Aちゃんの家で遊ぶ事も多く、Aちゃん家族にもお世話になった。

笑って過ごした。

中学校で一緒のクラスになることはなかったし、

部活も一緒に辞めてしまい、

遊ぶ頻度は段々と減ってしまったけど、

放課後に笑って過ごした。

別々の高校に進学した。

会って話せばゲラゲラと笑い転げた。

ある日、突然、亡くなったと聞いた。

増田ちゃん中学生の時、仲良しだったでしょ?」と、友人が教えてくれた。

意味がわからなかった。

すぐにAちゃんのお家を訪ねた事、

Aちゃんのお母さんと一緒に泣いた事、

しばらくごはんが食べれず自室に閉じこもって母が心配した事。

全部断片的な記憶だけ残ってる。

後付けで記憶補正してるだけのような気もする。

1年くらいして、「Aちゃん自殺だと思う。」と、友人Bが言った事。

お盆にはAちゃん実家を訪ねたけど、

やつれたAちゃんのお母さんを見るのが辛くて、

2回で止めてしまった。

思い出させて余計にツライ想いをさせてる気がした。


今までも何度も思い出す事があったけど、

これほどまでに苦しくなる事はなかった。

思い出すAちゃん若いままで笑った顏なんだけど、

Aちゃんのお母さんのやつれた顏。

苦しそうな顏を思い出して、私も苦しくなって目が覚める。

もう20年も経っている。

さらだけど、会いに行くべきなのか、それは迷惑なのか。

私が会って何になるのか。何かできる事はあるのか。

苦しくて目が覚める。Aちゃんのお母さんの顏を思い出して苦しい。

つくづく思う。親より早く死んではだめだ。

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