前は異世界チートなろう小説とかどいつもこいつもテンプレしていて心底馬鹿にしていた
展開は読めるし、途中からぐだってきて、もう当初の目的は達成しているのに延々と続く。
復讐系なら復讐が終わっても話が続くし、悪役令嬢系なら悪役じゃなくてもう立派にすごい人扱いされているのにまだ続く
出てきた女はだいたいハーレムになり、複数結婚や子持ルートになる
とにかく、主人公さんすごい!好き!って女と
おまえはやっぱりすごい、俺たちはおまえたちについていくぜ、という部下達と
主人公さんにはとても世話になっているしいい人だから助ける!って村人達
でも最近そんなのが楽しくて、そういう漫画ばっかりキンドルに増えてることに気がついた
自分に投影しているわけではないが、主人公がいい奴だと、やっぱりチヤホヤされていると嬉しいし、気持ちがいい
そしてそんな気持ちになるのは、社畜になって年取ってからだと気がついた
過去をやり直すとか、楽しく読んでしまうのはきっと、年取ってから「ああすればよかったこうすればよかった」をもう一度やり直したい、っていう願望があるんだろう
四十代くらいになると褒められる事なんてない
すごいって言われることもない
何かの役に立ちたくてもなんの能力も自分にはないことに気づいている
だから小説の中で、困った誰かを主人公が助けているのを見ると、嬉しいんだ
痛いめにあったり苦しんでいたりすると、見たくない
なんというか年を取ってくると、楽しいことだけ見ていたい気持ちが増える
面倒くさいことで苦しみたくないと思う
なろうの読者層って俺たちみたいな年齢が多いんじゃないかな
代償行為 つまりはオナニー猿か
いやひとつくらいあるやろ 40代専業主婦とかでもさすがにひとつくらい自慢するものあるはず
令和の水戸黄門 まいど同じストーリー
歳とったら すごい主人公見ても自分はこうなれないって心境であこがれなくなったし むしろ彼我の差に落ち込んだりするし 異世界は無いし ループもできないし ハーレムとか無理だし ...