世間では木村花氏の受けた罵詈雑言を十把一絡げに「誹謗中傷」と断じて、著名人が受けたものと同列に扱っているがそんな簡単に「感想」と分けていいものかと私は思う。
ある番組の出演者の振る舞いがどうしても受け入れられるものでないときに「番組を降板しろ」というのは罵倒ではあれ番組の感想としてはよくあるものではあるし、視聴者の表現の自由の範囲内にあるものではないか。「日本人はフィクションを認識できない」というわけのわからない論理で氏への攻撃を解説しようとする人もいるようだが、逆に番組のフィクション性を認識しているからこそ演者としての氏が許せなくて怒りを持って感想を述べ、結果的に罵倒する人もいるだろう。感想それ自身は表現の自由の範囲内ではないのか。禁止語句が含まれてるから誹謗中傷で、含まれてないから感想である、それでいいのか。