残念ながら、囲碁の場合だと親の理解が得られるかどうかが、第一の難関だよ。
私の住む所は囲碁が盛んで、子供への普及活動が熱心に行われている。限りなくタダに近いお値段で碁を学ぶ事ができる。だが入門時点で女の子の親がまずかなり渋るし、平気で「女の子がこんなもんやらなくていい」って娘に言っちゃうくらいだ。
それでも囲碁教室や県大会の男女比率は半々くらいだろう。しかし、トップレベルは急に女子率が低くなる。
囲碁は子供が遊びレベルでやるならさして金がかからないが、プロへの道がちょっと見えて来ると課金地獄になってくる。県大会で優勝するレベルの子は教材を揃えたりやプロに指導碁を打ってもらったりで、それなり金をかけて貰っている。
また、そこまでやり込まないレベルでは、教室がボランティア精神で回ってるので、今時保護者会で手伝い要請が来るという面倒臭い部分もある。
そんな訳で、いざ金と手間に直面させられると、親は逃げる理由に性別を持ち出して来る。女の子はやらなくていい、と。
女の子でやたら強い子を複数知ってるけど、親がまず「女だからって舐めんなよ!」ってタイプだったり、子供のやることに金は出すけど口は挟まないとか、逆に子供に自分の夢を託しすぎとか、そういう系だ。
なるほど。 ちなみに、ざっとした計算で言うと進藤ヒカルは藤原佐為に取り憑かれたことで何円くらい得してると思う?
院生(プロ棋士のたまご)が通うような道場にタダで通ってると思えば、安めの国公立大学の学費ぶんくらいの得はしていると思われ。
そういう言われ方すると囲碁より効率のいい投資先がある分恵まれてるとも読める
松葉杖ついてたから電車の席を譲ってくれた人が居たのに、座るのにもたついていたら、すかさず入り込んで譲られた席に座った長髪のお姉さんが居た。彼女は囲碁雑誌を読んでいた。 ...
クッ、殺せ