2020-01-18

学問

学問世界とそれ以外の世界の一番の違いは、

正しさに関する厳しさなのではないかと思う。

学問世界では間違うことは仕方がないにしても、

間違えないように最善の努力をすべきであるし、

間違えていたと分かれば、それは人格否定ではなく、間違いの指摘なのだから

感謝反省をして正していくわけです。

しか学問以外の世界では、正しさが一番の基準ではない。

お金が儲かるとか、それ以外の基準が大きくて、そこにギャップがある。

学問世界に間違いがはびこると、その損失は大きいので、利害打算抜きで正そうとする。

間違っていても良いから分かりやす説明をすべきというのは、

やはり名誉利益が中心にあって、事実に対する慎重さや尊重がないと見られてしまう。

正しさに価値を置かない人にとっては、それは理解できないのだと思う。

面白ければ良い世界と、正しいことを知りたいという世界はやはり相容れない。

残念ながら科学事実の軽視はますます進むと思う。

科学に対してお金ますます出されなくなると、

科学尊重する国とそうでない国という形で国力に差が出たり、

学問をするためには大企業研究職に就くしかない、みたいなことが起こりはしないか

  • 「科学を尊重する」ということと「科学に国民の税金からお金を投入する」ということはイコールではないよね。 国力をどのように計測するのか、国力を最大化するためにどれだけの額...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん