小学生の頃、地元の催しとして子供達で区域ごとにチームを組んで野球の練習や試合を行うというものがあった。
基本的には参加は自由で、自分はいわゆる暗くて運動もあまりできないような子供だったからそんなもの絶対に行きたくなかったんだけど
近所の子達はみんな参加してるんだからということで親に半ば無理やり参加させられることになった。
小さい頃に父親とキャッチボールするみたいな男の子の必修行事的なのすらめちゃくちゃ嫌がってたような筋金入りの運動嫌いだから
そんなところにいきなり放り出されても当然できないものはできないし、
その上できないことをチームの子供達にいじられたりして、本当に嫌だったなぁ。
正直なんでこんな不毛で不快感だけ与えられる行事に参加させられてるのか意味わからなかったし、それを見透かされたのか
コーチとして来てる大人の人に「やる気ないなら帰れ!」とか怒られて自分はやる気なんて全くなかったからその言葉を文字通り受け取ってそのまま帰ったんだけど、
帰ったら帰ったでそのことすら親に咎められるし、人生いろいろ嫌なことあったけどこれはその中でも結構上位で嫌なことだったなぁって……
今でも野球は見るのもやるのも大嫌い。
大人になってからこんな子供の頃の話をネチネチ語るのもアレな気がするんだけど、もし運動が嫌いな子を持つ親御さんがいたらちょっと考えてほしいなと思った話。