2019-12-06

他人あだ名の取り締まり

あだ名で呼び合うという行為には、互いに親しみが湧いたり、距離が近くなったりといった効果があると思う。


私の近くに、内輪であだ名を付けられている人がいた。全員が呼んでるわけではない。私も呼んでいない。ほんとうに仲の良い人たちだけ。

あだ名は、あるキャラクター名前だった。例えば、「のび太」だとする。

のび太にはマイナスイメージがあるので、このあだ名を嫌がる人もだろう。

今回の件、本人たちの中では「のび太」というあだ名は浸透していたらように見え、私が見る限り嫌がっている素振りを感じたことはなかった。

しかしある日、のび太あだ名で呼んでいない、無関係のお局みたいな人が「そのあだ名ってどうなの?やめない」と差し止めを求めた。

お局のほうが力関係が上なので、そのあだ名消滅した。

一人の正義が勝った瞬間だった。

勇み足だったのか、人助けをしたのか、本当のところはわからない。


ちびまるこちゃんというテレビ漫画がある。

その中に出てくる「ブー太郎」はどうだろう。

ブー太郎というあだ名をつけられたら、いい気分がしない人もいるだろう。

でもあの番組を見る限りは、ブー太郎本人も納得しているようだし、彼らの関係の中で成立している。

クレームがどれだけあるかはわからないが、現在のところ視聴者はその事実を受け入れ、放送は続いている。


このご時世では自分不快だと思う他人あだ名はどんどん取り締まっていくべきなのか?

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