2019-11-13

幸せならOKですと言えない理由

ニノ結婚発表を知った時、一番大きい感情は疑問と失望だった。

なんで今?????

「おめでとう」という感情が全くといっていいほど湧きおこらなかった。

活動休止までの時間をみんなで精一杯楽しもうとしていた矢先。その盛り上がりに水を差すようなことをするニノに、正直とても失望した。ファンなめてんのか、と。

同類の反応を探してSNSを見ると、意外なことに、多くのファン結婚を祝福していた。

「これで担降りするなんて元からきじゃないってこと」「悲しいけど自担には幸せでいてほしいから」

こんなことで失望するなんてファン失格なのか?

それとも彼女たちが菩薩なのか?

…いや違う、私がニノのことを人間としてじゃなくてプロアイドルとして好きだったからだ。

私は嵐が大好きで、メンバー個人のことも全員大好きだと思っていた。みんな幸せになってほしいと思っていた。

でも違った。

嵐という幻想のことは愛していたけど、アイドルとしてのニノは大好きだけど、現実にいる二宮和也個人のことは二の次だったんだ。ニノだけに。

幸せになってほしいのは本当だけど、それは嵐のアイドルとしての本分より優先されるべきものじゃないんだ、私の考えでは。

私は仕事人としてのニノが好きだっただけで、プライベートを優先させる二宮和也は違うんだ。

なんか、怒ってる私が悪いみたいだな。

私にとって、嵐>アイドルとしてのニノ>>>>一人の人間としてのニノなんだな。

「これで担降りするなんて元からきじゃないってこと」

その通りかもしれない。

ファンである私が一番アイドル人権蔑ろにしてるのかも。

ごめんなさい。でもやっぱり今はまだ祝福できません。

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