日頃から暴言吐いてばかりの炎上芸人でも、別の場ではまともなことを言ったりもする。それ自体はまあどこにでもそういう人はいる。
普通はそういう人のことは「信用できない人」として切り捨てるものだ。普通はね。カルト宗教の教祖だって、「人に優しくしよう」くらいのことは言う。そんな人に騙されちゃいけない。「人より主張の中身を見よう」なんて綺麗事だ。独裁者が並べる美辞麗句を賞賛することが、どれだけ世に悪徳を憚らせることになるか。
でもそれができるのは、マジョリティの特権なんだよな。マイノリティはそれができないからマイノリティなんだ。普段のその人がどれほどの悪魔でも、たまにまともなことを言うその人にすがるしかない。
暴言は暴言それ自体を批判すべき。身内の横暴を批判できないこともあるだろう。「静観する」という選択肢も残されるべきだろうなと思った。
グリーンデイいいよな