2019-08-26

サイの展示の前で飼育員さんと話をしたんだ

2年ほど前、多摩動物公園に行った。

なんか音がするなーと思って行ってみたら、2匹のサイが体をぶつけ合っている。

一方の顔からは血すら滲んでいた。

喧嘩かな?大丈夫かな?と心配していたら、横にいた飼育員さんが「求愛行動なんで大丈夫ですよ、激しいですよね!」って教えてくれた。

少し安心して改めて観察してみたら、サイの真剣そうな顔がいつもより妙にかっこよく見えたことを覚えている。

そのときからサイの個体の展示入れ替えはなかったように思う。

まり、今回加害者となってしまったサイはあのとき私が見ていた誰かなんだろうと思うと胸がいたむ。

それから、サイのことを教えてくれた飼育員さん…40〜50代くらいの、いわゆるおじさんだった気がする…

調べても答えはわからないだろうし、わかっても何もできないので気にしないようにはするけれど、大変な仕事を日々こなしてくれているスタッフの皆さんには感謝するとともにぜひ安全第一で働いてほしい。

そして、たとえば一人で業務に当たらせていたりうっかりミスが出るほど働かせていたり、管理体制問題があったのならばぜひ改善していただきたい。

飼育員さんとサイは根本的に悪者ではないはずなので、どうか不当に責められたり虐げられたりすることのありませんように。

いつもありがとうございますありがとうございました。

名前も知らない被害者関係者の皆様に愛と追悼の意をこめて

名前も名乗らないただの動物好きの増田より

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