2019-08-05

無職のおれだからこそイップ・マンに憧れる

イップ・マンという名作映画がある。

中国拳法詠春拳」の達人で、ブルース・リー師匠でもあるイップ・マンを描いた実話を基に作られた映画だ。

主人公イップ・マン奥さん子どもを養い、さら弟子大勢いる。

しかしどこからどう見ても無職なのだものすごく力の強い、無職

作品目の途中で貧しい現状からようやく働き始めるイップ・マン

工事現場で職を得るのだが、まわりからは「師匠」と呼ばれている。

つい先日まで無職だった師匠無職の時も師匠と呼ばれていた。

師匠はぼくに「他者への思いやり」を教えてくれた。

お金がないときこそ他者への思いやりを忘れてはならない。

詠春拳ケンカの道具ではなく、身を守るためのものなのだ

2年前のここへの書き込みを読んだ。

あの頃、僕は無職だった。

そして今も変わらず長すぎて先の見えない無職道を突き進んでいる。

あの頃思っていたことは少しも変わっていない。

なぜ1日は24時間もあるんだろう。なぜ明日が来るのはこんなに遅いんだろう。なぜ夏はこんなに暑いんだろう。なぜお腹が空いてしまうんだろう。

なぜ無職なのにデブなんだろう。

ただ僕はイップ・マンを見て満足するという行為を覚えた。

イップ・マンは偉大なる無職物語である

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