心理学ではアイデンティティの重要性が説かれることがある。青年期には「自分が何者であるか」「本当の自分は何か」といったこと定義しなればならないらしくそれがうまくいかないと心の病になるらしい。アイデンティティの問題は中年期にも起き中年の危機と呼ばれている。しかし、人間は常に変化するものであるから「本当の自分」という考えはおかしいと私は思う。
そしたら最近、youtubeの動画で人工知能の権威であるマービン・ミンスキー氏が「アイデンティティという概念は幼稚だ」と言い自分と同じ考えを述べていた。
アイデンティティの話は高校の教科書に出てくるため正しいことであると誰もが思い込む。中には自分探しと称して実在しないものを探し求め数年間を無駄に過ごす人さえいる。アイデンティティは人類にとって害悪でしかない。