一体どれくらいの人が集まれば集団は狂気に陥る危険性が増すのだろう。
としまえんの一件も、絶対数だけ見れば多く感じるかもしれないけど参加できる範囲にいた人口に対する割合で言えば微々たるもののはずだ。
皆が口々に「みんなテレビ見てるんだな」って言ってるけど、そんなに見てなくてもあれだけの人間が集まるには十分だってことだし、しかもその微々たる割合で、一歩間違えればクロちゃんは集団の狂気に殺されていたかもしれない。
ハロウィンもそう。
あそこに集まった総数はかなりの数かもしれないが、軽トラをひっくり返そうという狂気に至った集団はどれくらいの数だったのだろう。
ある一定以上の人数が集まったとき、個人の責任が希薄になり暴力が肯定される条件が揃ってしまうんじゃないかな。
この辺を掘り下げることができれば、イベントの安全な運営方法が見つかりそうな気がするし、極端な話、戦争を未然に防ぐことだってできるんじゃないかな。