大学では化学科を専攻して、まぁジャンルはあんまり言うと大学を特定されそうだから具体的には言わないけど、1年のときから連日実験尽くしの日々だった。
所謂基礎研究にあたるものだ。それができたから実用的な何かになるわけではないのでSEとかには及ばないかもしれないけど、論理的に物事を分析していくのは本当に楽しかった。大学に行って初めて勉強していて良かったと思えた。そんなマイナー専攻なので男女比は9:1くらいなもんだったけど、今でも大学の女友達とは付き合いがある。研究で嫌ってほど言い合いにもなったけど、お互いの自論や仮説をぶつけ合う気持ち良さはあれ以来なかなか味わえないなーと思う。
男は男で女をちやほやするわけでもなかったし、マジの化学オタが集ってた気がする。大学時代ほど勉強に打ち込んだ時期はないし、今も底辺ながら研究職としてご飯が食べられるし、やりたいことやってお金もらえて本当に幸せだ。