15歳くらいからずっと漫画を書いていて、忙しくて書けないときも、書いてて上手くいかないな~と思うときもあった。
プロを目指したことも、プロになりたかったこともない。ただ漫画を書くのが好きで、一次創作も二次創作も書いた。
絵はそれほど上手くないし華やかでもないけれど、時々ポテンヒットみたいに評価されることもあった。
自分でも自分にとっては面白いものを書いていると思っていたし、人気者にはなれないかもしれないけど面白いと言ってくれる人がいて、それだけで満足だった。
書くこと自体が楽しかったし、書かずにはいられない!という気持ちがあった。
自分の身の上のことも、ちょっとした妄想も脳内では漫画で再生されて、それを書き起こしたかった。
きっかけはあるのかもしれない。以前と比べてフランクに評価を受けられなくなったこと、好きな同人作家が筆を置いたこと、好きな漫画が終わってしまったこと。
でもそんなことはこれまでもあったし、それで漫画に対する気持ちがなくなることはなかった。
でも一年くらい前から急に書きたいものがなくなり、こんな手間を掛けて書くことの何が楽しいんだと思うようになり、これまで書いたものがゴミに見えるようになった。
もうゴミにしか見えないし、楽しかった頃の気持ちを思い出せないのでもう全部消してしまえばいいんだけど、あれほど楽しかった気持ちが消えてしまったこと自体がかなしい。自分が漫画を書いていた10数年はまったく無意味だったんだとわかっているのにそのことがかなしい。
いつかまた漫画を書きたいと思う日が来るんだろうか。
他に時間をかけることができたんでしょう それだけのこと
鬱じゃないですか?一時的なもので。