前の交際相手に「どこが好きなの?」って聞かれても好きな所なんて一個も思いつかなくて(でもなぜか好きだった)「好きだから好き」っていつも返していた。
その相手に対して恋愛感情が冷めると、その相手がただのブサイクすきっ歯出っ歯だんご鼻マザコンで日大を日体大と間違えた挙句それを指摘するとどっちでもいいじゃん!そうやってすぐ揚げ足取る!!😡と逆ギレするバカで箸の使い方がおかしい人にしか見えなくなって即刻別れを告げた。
それからずっと前から好きだったって告白してきた人(大学で初めて出会った自分と同じ境遇の過去を持つ人で仲良くなりたいと思っていた)と付き合うと、ぱっと見地味だけど顔がキレイ、歯並び良い、メガネしてない方がいいよって言っただけなのにコンタクトにしてきてくれる、箸の使い方おかしくない、一緒にいる時スマホいじらない、他にもいっぱいあるけど挙げるならこれだけで十分で好きな所いっぱいある事に気がついた。
好きな所なくても好きなのが愛なのかと思ってたけど、好きな所という地盤があれば恋愛感情が落ち着いても底まで落ちていかないからなんか安心する。なんかこんな感覚は初めてだ。