父とは疎遠だった。
幼少の頃に両親が離婚して、最後に会ったのがいつかも覚えていない。
今年に入って父と通話をする機会があった。
若干ボケていた。
足も不自由になっているらしい。
通話をしてから今日まで、意識的に父について思いを巡らせたことはなかった。
今朝である。
シャワーを浴びながら、父の弔事を読む自分の姿が思い浮かんだ。
我ながら感動的なスピーチだった。
あなたの子どもにしてはよく出来ている方じゃないかとニヤリとした。
これまでこんなことはなかった。
差出人に電話した。
父が亡くなっていた。
私は非科学的なことは信じない。
超常現象も、オカルトも、スピリチュアルも、全部ウソだと思う。
こんなことってあるのか?
君の書いたそれが嘘ならない 本当ならある
うんち
「父親の葬式を思い浮かべた日に父親が死んだ」増田の陰には無数の「父親の葬式を思い浮かべた日に父親が死ななかった」奴らがいるんだよ。