沢山の人を傷つけ、殺し、その罪は、彼らが死刑執行されたところで許されたり、消えたりするものではないと考える。
死刑執行された身内の方々や被害者の方々への連絡までで良かったのではないだろうか?
死刑執行ということは、人が人を罪を犯したという名の元に、正義の刃を持って殺害することである。
人を殺してるのに変わらないのだ。
決して騒いでいいものではない!!
死刑執行をした人の苦しみも、実際にあのボタンを押した人にしか分からない辛さだ。
あたかも、悪いことしたら殺されて当然!そんな事が、ごもっともで正しい事であるかのように報道されるのにも、死生観や道徳観をねじ曲げかねないと危機すら感じた。
被害者の方々や遺族の方々からすれば、あんなやつ殺されて当然、やってやったぞ!!って感情は素直なところであると考える。
罪人は殺されるべき命なんだ!!
殺してもいい命なのだ!!
もっとも、
私はどんな罪人でも、命の重さに変わりはなく、どんな人でも尊厳をもって死を迎えるべきだと考えている。
被害者の方々や遺族の方々に、上記のような思いを持って欲しいということではない。
被害者や遺族の方々は、怒り苦しみ、辛い日々を過ごしてきている。だから、死刑執行が故人の無念晴らせたぞ!!そのぐらいの感情が普通であると考えるが、やはり周りの人々は、一歩下がったところから見て、感情をあおられるのではなく、冷静に、落ち着いて考えるべきだと思う。
この報道で、マイナスの感情に重きを置くのではなく、亡くなった方々や被害者の方々、また遺族の方々の声から、人の命・健康の尊さを見つめ直すことを望む。
願望を話されましても