「私のこと覚えてる?」ーそう質問した美しい人の記憶は僕の頭の中を探してもどこにもいなかった。
僕「えっと・・・」
女「そうだよね。私たちが小学生のときだから、十年以上前のことだもんね。
その名前を聞いて、僕はやっと思い出した。
小学校のころはよく家に遊びに行って、一緒に遊んでもらったこともあった。
そんな記憶がよみがえった瞬間、さっきの緊張はどこかへ行ってしまい、
昔よりも多く言葉を交わしているのだった。
そうだ!今からうちに来なよ!」
僕「いやでも、、急に行ったら悪くないっすか?」
理恵「大丈夫よ!この後、何にもないんでしょ?久しぶりにお話しようよ」
理恵「あっ忘れてた!今日からみんな、旅行に行ってるんだった!」
僕はドキッとした。。