あのタックルは選手が監督に対して『忠誠心を示すためなら何でもやる』ことをアピールするためのもの。
なので『監督に忠誠心を示す気持ちが無ければ絶対にできない行為』である必要がある。
そこで『試合中であれば誰でもやりうるようなタックル』をしても選手の側としては『何の意味もない』。
何故ならそれでは『僕は監督の命令があったならば自分の選手生命も相手の生命すらも犠牲に出来ます』というアピールにはならないからだ。
反則ギリギリを通り越した『完全な反則行為』を『監督の命令を守る為に行った』ということによって彼は『忠誠心を示す』必要があったのだ。
言ってしまえば、彼はそこまで『監督や周囲の環境によって倫理観を歪められていた』ということである。
つまり、スポーツ、すくなくともアメフトなんて、あるいは『日大でスポーツを』やっていては『人間としての倫理観が少しずつ崩壊していく』ということである。
サッカーで言ったらゴールキーパーを殴るような行為で反則でなくて犯罪なんだからちゃんと暴行で逮捕すべきだろ