次世代に借金を残すのか、というが、そもそも今の若い世代が子供を産むことすら出来ないほどに酷い経済状況であれば、もはや心配する次世代そのものが未来には存在しえない。
格差の上のほうにいる人は、下に人に何か施しをするのがそれほどまでに嫌なんだろうか?今お金をたくさん持っている人は、本音ではますますデフレになったらいいと思っているのだろうか?自分たちはあらゆる面からみても選民であって、下々は下々たれ、ということなのだろうか?これは穿った見方だろうか?しかしこんな風にでも考えなければ、これほどまでにふざけた経済政策が何十年も続くだろうか?
ということはわかっているのだが、私には何の手立てもない。為政者の心根がまっすぐで、物事の正統を理解できることを、あるいは、心根がまっすぐで、物事の正統を理解できる人こそが為政者になれるよう、心から祈るばかりである。