だけどいまじゃ自分が安く値踏みされている気しかしない。実際にそうかもしれない。
ヒトが整然と並ぶ中にひときわ安値の額札をぶら下げている自分を想像するのは、書きながらでも容易かった。
人間関係とかなやまなかった子供のころ抱いた夢は、わずかながら変化しつつも叶えるためのステップは歩めている。
けれどもある時さすって見つけてしまったこのどうしようもない空白はいまも空白のままだ。
誰かに愛されたいとは今でも思っているが、それはもはやかなわぬ夢となってしまった。
傷つきたくないという気持ちはだれよりも強かった。傷ついているだれかを見ることも耐えられなかった。
そのくせ相手の感情なんてこれっぽちも理解していない自分を今日壊した。もううんざりだった。
これからは強く生きることだけを考えよう。力強く進み、自分が正しいと思うものだけを見据えて。それ以外は無視したっていいではないか。
相手の考えに理解は示しても以前のようによりそおうとはもうしないのかもしれない。元から無理だったのだ。
支離滅裂な文章だし、自分の気持ちしか書き下せない。一方で今辺りを見渡しても、日々着実に様子を変え続けている机上の群衆しか書くものがないのだから仕方ないではないか。