電子書籍は小説しか読まないとか漫画しか読まないとか、用途が定まっていると便利なんだけど、いろんなタイプの書籍を読もうとすると画面の大きさという物理的制約がかなりの足枷になる
家の中で図表やイラストの多い大判の書籍を読むなら画面は大きくないと困るけど、それだと移動中にちょっと小説を読みたいというときには不便
用途に応じていろいろな大きさの電子書籍端末を何種類も買うというのもムダが多い
そもそも大判の見開きサイズを表現できるほどの大きさの電子書籍端末なんてデカすぎ重すぎで邪魔
複数の書籍を同時に開いて見比べる必要があるようなジャンルにおいても紙書籍優位だ。
電子書籍なら分割して一部ずつ表示するか、画面を縮小して小さくしないとこれができないし、机に何冊も同時に広げておくようなことができない。
辞書なんかも、"画面"の大きさはかなり重要なもので紙の辞書と電子辞書は用途が違う。
とっさに意味を調べたいときには電子辞書で引くけど、リラックスして辞書を引くのに時間をかけてもいいときには、