最近は議論と口喧嘩が混同されてるような気がする。反対意見ダメ絶対、みたいな。
例えば終末後の世界があるとするじゃん?
ラバーっていうと甘く聞こえるけど、宗教上の理由やらなんたら、とにかくその二組は生き残るために鶏を育てること、豚を育てることに固執してる訳だ。
でも餌の足りない状況下では豚飼育は上手く行かないし、上手く行ったはずの鶏派も育てる人間が足らないから結局苦労する羽目になる。
ちゃんと話し合ったなら、最初はスペースも餌も足りないからとりあえず鶏を育てよう、それが軌道に乗ったら豚を育てよう、みたいな結論が導きだされるんじゃないのか。
ただしこれは『生き残るためにはどうすればいいのか』という議題あっての話だ。
ただの鶏好き、豚好きが集まってどちらが正しいかを言い争ったって不毛な話だ、それこそただの口喧嘩に過ぎない。
かつてしっきーが考えた討論の場が上手く行かなかったのはそういうことじゃないのかと、俺は思っている。