2017-11-20

かつてオタク嫌悪している時代があった

服装が汚くて、女と喋れず、同じ趣味の人としかしゃべれない

汚い、と思った

秋葉原の、あの性欲丸出しな街並みが嫌いだった

PCパーツ屋の独特なかびくささが嫌だった

目を合わせないで自分の喋りたいことを急に喋るやつ

常に豪鬼Tシャツを、着てたあいつ(あいつは今なにをしているのだろう)

何よりそれとつるんでいる自分が嫌いだった

無理してビームスを着て

行きたくない合コンに行って

アニソンでなく流行りの歌を聴いて

あれからしまともになっただろうか。

ある日、街の祭りで好きなアニメTシャツを着ている学生を、見かけた

わずあんたかっこいいよ

と話しかけたら、不思議な顔で見られた

ああ、おれは、好きなものを好きだと言いたかったんだな、と気づいた

ファミ通も捨てた

ゲーム機ほとんどない

アニメ全然見てない

デレステスマホゲーをやっていたら、彼女からキモいと言われて、それもアンイストールした。

おれにはなにが残ったんだろうな?

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