こんな話を読んだんですよ。
「弱者とかマイノリティとかが、強者やマジョリティからの圧に対抗するための社会運動をする場合、大義名分やら正義やらを重視しなければならない。
弱者全般を庇護するしあらゆる差別に反対するという姿勢を(可能な限り)貫かなければならない。
なぜなら、そのような正義の旗なしには様々な属性の人々が集うことはできないし、おまけに運動がただ自己陣営の利益を求めた利害闘争だと認めることになるからだ。
弱者が、人を集めることもできずにただの利害闘争を行えば、そんなもの強者に蹴散らされるに決まってる。
だから、苦労が大きいとしても、正義の旗を掲げ続ける必要がある」
みたいなの。
これ、理屈的にはあってる気がするんだけど、どうにも頷けない。
だって、社会から負担を押し付けられるのが嫌で社会運動を始めるのに、その為に「正義をがんばって守る」っていう縛りを弱者側だけが負うのって本末転倒じゃないっすか。
頭でっかちすぎ それじゃ人はまとめられない