やっぱ、後世の歴史家()から悪者扱いされることはしたくないよね。
まあ、パールハーバー、パールハーバーってしつこく言われてトラウマになってる分、ナーバス過ぎる部分はあると思うけどさ。
でも過去の歴史(特にWW2以降)を見ると、大体の場合において、戦争の正当性()を主張できるのって「先に殺してない」側だと思うんだよね。
イラクやアフガニスタンを見ても、アメリカが悪者っぽく見えるのは、やっぱり客観的に見て9.11との因果関係が弱いせいでしょ。
戦争する以上、口実が大事ってのは大昔からの常識で、そこで失敗すると勝っても後ろ指さされることになるのは歴史が証明してるはず。
「勝てば官軍」は嘘じゃないけれど、正確には「負ければ賊軍」であって、勝っても非難を浴びることは往々にしてある。
この辺を失敗すると、例えば盧溝橋のように延々と禍根を引きずることになる訳だ。
つまり何を言いたいかというと、どうしても攻撃なり暗殺なりをしたいなら、相手を罠にハメてでも、向こうが先に殺したという確たる証拠を作る以外にないよね、ということだ。
挑発合戦を繰り返しているのもそういう背景があってのことだし、その辺も理解せずに先制攻撃を煽るのは明らかな利敵行為なんだけど、本当に愛国心()があるのかねーと思う次第でございます。