つい、
・高齢者
・女性
・整った身なりをしている
・杖を突いて歩くほどの足腰
といった条件に当てはまる方がいると無条件に労わってしまう自分がいるのだが、
今日のある出来事でその価値観を考え直した方がよいかもしれないと思った。
というのも駅で電車を待つためにホームの長椅子に座っていると、
私から1.5mほど離れた位置に上記条件に当てはまる女性が腰を下ろし、カバンから空のポケットティッシュを取り出してすぐ隣に置いた。
私はそれをちらっとみてカバンからほかに物を取り出すために一旦、置いたのだろうと思った。
しかし、彼女は続けて使い終わったティッシュをその空のポケットティッシュの上に置いた。
そこまでの一連の動作を目の端で追っていた私はまさかと思ったがまさにその通りだった。
駅に電車が到着すると彼女はそのごみを放置したまま電車に乗ったのである。
少し前から高齢者が社会のルールを守らないことについて問題になっていることは知っていたが、
それは見るからにルールを守らなそうな人の話で上記条件に当てはまるような方は守るものだと勝手に思い込んでいた。
平たく言えば人は見かけによらぬもの(今回は逆パターン)ということなのだが実際に目の当たりにすると言葉を失うほど驚いたのでここに書き残させてもらうことにした。