2017-09-14

この人ともう会う事はないな、と感じる瞬間

先日、地方大学に通うために一人暮らしをしている友人を訪ねたときのこと。

友人はそれまでずっと都内に住んでいたから、今より比較的、オシャレな人やモノに触れる機会が多いなかで育った。

そのためか、今の環境では大学構内や町で見かける同年代の人たちの格好の田舎臭さに嫌気がさすらしい。

「この年になってあんダサい服装ありえる?」

「見た目でもうわかるけどさ、中身も超イモっぽいんだよね。」

「みんな勉強にやたら真面目で、遊びとかと両立できないっぽい。」

一緒にいる間中ずっとこんなような愚痴を聞かされて、

自分最初のうちは、東京に比べて娯楽もないしストレスが溜まってるんだろうな~

と思って聞いてたけど、だんだん疲れてしまった。

わざわざ自分意思地方大学に行ったのに、

おしゃれだとかの外面でしか人間をみることが出来なくなってしまっていた友人に少し残念な気持ちになった。

それで帰りがけに友人と会った時間のことを反芻して、タイトルのようなことを感じたわけだけど。

よくよく考えると実は今までじわじわと感じていた違和感のような、

相手との齟齬が、確実になった瞬間だったのかもなー。

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