それ上から目線じゃない?
といって話を妨げるのを聞く。客観的な指摘や主観的な助言に対してよく言われ、なにか自分がいけないような気持ちになる。本に見下すような態度や命令なら兎も角、指摘や助言に上からも下からもあるかと思うのだが、どうだろう。年下からの助言を無意味だという理由はないし、年上からの助言を無闇に信用する理由もないと思う。そこには指摘されるべきものがあって、それを率直に述べただけで「人生の先輩を気取っているのか」と主に同年代に言われるのは馬鹿らしく、また興醒めする。実際のところ、上から目線を感じることは不快であることと同じで、それを感じるのはその人自身であって、その人の認識の問題でしかないと思う。折角の指摘や助言を「上から目線」で片付けるのはもったいない。反論できるならしたほうがいい。昨今、個性を称え、上下関係の束縛が薄らいでいるという。上司や先輩だからといって特別な権利を持つわけでないと主張してきた者たちが「上から目線」と連呼するとしたら、それはワガママでしかない。
また、たとえ指摘や助言でなくとも、例えば人間についての思想や視点を持った人なら誰に対しても、あるいはとても落ち着いて発言をする人に対しても、上から目線だという人たちがいる。この人たちはおそらく何か別の理由で不快なのだろうと思うが、私の知るところではない。
いや上から目線って言われた奴の、実に100%がプライドが高くていけ好かない奴であるとされているよ 上下にこだわりがないというのなら他人を尊重した言動をしてみるといい 絶対無理...