増田に定期的に何かしら書く奴には分かってもらえると思うんだけど、「特にこれといって書きたいことはないが、何か文章が書きたい」ということはないだろうか。
僕は学生のとき、絵と音楽を趣味程度でやっていて、やはり同じような気分になることが多々あった。
そんなとき絵なら適当に幾何学模様の落書きをしたり、ギターなら手癖のフレーズをポロポロ鳴らすぐらいでもなかなか楽しかった。
「雪景色の中で笑い声をあげている兎の盆踊りを見ていると心がチクチクと痛んだ」とか
「現代の若者が抱えている鬱屈を解決する手立ての一つ、この鍵を握っているのはラモス瑠偉だ」
みたいな何のまとまりもない文章の断片を書き散らしても何一つ楽しくないのだ。
この違いはなんなのだろう。
結果、自分を満足させるためには最低限の分量と起承転結、テーマのようなものを設定せざるを得ず、何を書こうかと思っているうちに何も書けずに不満だけ溜め込んで眠りにつく。
ちなみに日々の記録としてブログもやっていたことがあるがやはり満足できなかった。
ああ、もやもやする。