先日、母親に「あんた、絶対私より先に死ぬよ…」と泣き怒られました。
察しのあまり良くない、気持ちだけで何とかかんとか年金受給できる年までやってきた母に、漸くお察し頂けたこと、努力した甲斐があったというものです。
省みれば、何事も長く続けることは出来ない、堪え性のない人間でしたが、生きることに関しては34年も続けることが出来ました。これは自分としてはなかなかに素晴らしい偉業と思えます。
その次に長く続いたことは、妻との生活であり、娘、息子との困難ながらも愛おしい日々を送ることであろうと思います。その次は学生生活かな。
何れにせよ、長く続けられた物事は何であれ善きこと、尊いこと、美しいことのように思えます。
ことここ10年は、自分にしては、望外の日々を送れました。有り難いことです。
しかし、そうした日々を今後も送り続けて良いものかと思案するに、それはないと思います。何事も終わりがあるものですし、あるべきでしょう。
子供らは恨むことでしょう。あるいは受け止められないかもしれません。さーせん。
妻のメンタルだけが少し心配ですが、まぁ、うまいことやってくれるでしょう。
取り急ぎ、仕舞支度を進めないといけません。一応これでも団信組めるくらいにはなりましたし、組んだ後、三年くらい経ちましたんで、そろそろ権利を執行しても良い頃合ではないでしょうか。
34年、よく頑張った。お疲れ様でした。