2017-07-17

私はあの子のことがどうでもよかった

ときどきだけど、何かを書きたくなる。

でもそういう時に限ってなにを書きたいのか見つからない。

でも、いじめられてた人のエントリがあったので、私もいじめに関することを書きたいと思う。

私は中学時代、「いい子」だった。だから先生たちから色々な頼まれごとをした。その中に、不登校の子電話で励ます、というものがあった。

どうもその子学校いじめられていて、それで不登校になってしまったらしい。

私はクラスメイトたちのことには興味がなかったので、いじめの内容も全然からない。少なくとも私は参加してない。しかし、その子のことも全くと言っていいほど知らない。

けれども、先生に言われた通りにその子電話で励ました。どんなことを言ったのかは覚えていない。

ただ、覚えているのはその年のお正月、その子から年賀状が届いたことだ。そんなものが届くとは思っていなかったからびっくりして、それだけは覚えてる。

そして、その年賀状に返信しなかったことも。

もう名前も覚えていないその子が今どうしているのかは全く知らない。そもそも登校できるようになったかどうかも覚えていない。

の子のことがどうでもよかったから。

だけど、今思えば残酷なことをした、と思う。

先生に言われただけなんていう理由で、人に手を差し伸べるなんていう責任のあることをホイホイするんじゃなかった。

本当に、それだけは後悔している。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん