同業として感じるのは、送迎時に降車確認をしそびれたとの言い分はまずあり得ないということ。
入所施設なんかはマイクロバスを所有しているところもあるけど、生活介護事業所の送迎車なんて大きくてもハイエースクラス。
かつ、事件の施設は障害種別問わず受け入れをしてたみたいだから、後部座席は車椅子が積めるリフトになってることも想定できる。その限られたスペースの中で、降車確認ができないという事実があり得るのかって話。
おおかた、送迎中に調子を崩してパニックを起こした利用者(決して珍しいことではない)を懲罰的に、もしくはクールダウンの目的で車内に留め置いていたのを、現場の忙しさにかまけて忘れてしまったとかいう顛末なんじゃないかなと思う。
事件の施設は40名定員の生活介護だから、恐らく職員体制はカツカツだと思う。利用者が一人欠けているぐらいじゃ確かに職員も気付かないだろうし、朝の送迎時の申し送りが行き届いてないこともあり得たんじゃないだろうか。
これから事実が明るみになるだろうけど、安易な選択で人が死にうるということは、自分も強く肝に銘じないといけないと感じた事件だった。
まあ、そうね。 一部の報道だけで、何も知らずにとやかく言うもんではないかもね。 故意の殺人ではなく、事故なら、 誰もがその当事者になる可能性はあったかもしれない。