結婚とは生活、じゃなくて、『人生の最期に逢う人を決めること』だと思うんだ。
お互いに生活力はバランス取れていたけど、相性最悪で癇癪と愚痴ばかりで、生まれた私は『好きな人と生活する』ということがまったく解らない人間になってしまった。
友人の家に行くのが好きだった。正しい家族が実在するということを感じることは希望だった。
「こんなに憎しみあっているのに、両親は人生の最後に相手にしか会えないのか」と思うと、恐ろしいなと思う。
一対一じゃないと他人と家族になれないってのも、ハードル高くない?
性別不問・生殖不要で複数人で構成できる『グループ家族』みたいなものが公に作れる社会に、はやくならないかな。
そしたら、恋人になりたいわけじゃないけど唯一無二だと感じた同性のあの子にも、素直に「君と家族になりたい」って言えたのに。
あの子以上に好きになれる人に出逢うにはどうしたら良いんだろうなあ。