「モテない男は女性へ迷惑をかけるもので、女性経験が増えてモテる男になる毎に迷惑のかけ度は減っていく」
というようなことが信奉されている昨今の昼下がりドナドナどんな気持ちですかな感じですが、
むしろ「モテる男の方が女性への迷惑のかけ度が高いんでは?」と思う。
何故かと言うと、男性向け恋愛論では「数撃ちゃ当たる」論が信奉されている辺りだ。
ここで言う「数撃ちゃ当たる」とはとにかく女性に対して積極的になれ、ということであって、
つまりそこに「当たった末に女性に何らかの迷惑がかかること」については仕方ない、と内面化しているのだ。
要するに、「女性の迷惑とか一々考えてたら恋愛なんてできない」というのが男性向け恋愛論の基本なのだ。
あと、「自分はモテているから女性に迷惑をかけていない」という自己暗示も大きく作用していると思う。
「女性からの承認」は「女性への迷惑への自覚」を無効化させる作用があると思う。
一方、モテない男は「女性からの承認」が得られないので、むしろ常に「自分は女性へ迷惑をかけているのではないか?」と常に苦悶するのだ。
非モテに対して、女性への迷惑を考えろ!というと尻込みするか、あるいはプリプリ発狂し出すかのどちらかだが、どちらにせよ常に「女性への迷惑をかけているか?」には執着しているわけだ。
だが、モテる男に女性への迷惑考えろ!と言っても、はぁ、まあ僕はモテてるからカンケイない話でつね、で終わりなのだ。
あとこう言うと
「モテる男は確かに女性に迷惑をかけるが、その分女性を幸せにする
モテない男は女性に迷惑をかけないかもしれないが、女性を幸せにしない」
と仰るかも知れませんが、そんなことは知ったことではない。
あと以下は余談だけど、
女性に迷惑のかからない世のためにモテる男を増やそうって言うヤツいるが、
モテない男を増やした方が女性に迷惑がかからない社会になると思うがな
ま、違うと思うんならそれでいいですけどね。グハハw
少なくとも夫としてのアレコレ(至近だと家事における運送業とか)はほぼモテる男の末路のはずなんだよね…
自ら失敗して学ぶか(非モテ)、他人の失敗から学ぶ(モテ)かの違い