同じサイズだから管理しやすかったり、配送時に積み上げやすかったりという理由ももちろんなんだけど、一番はサイズを同じにすることで内容物に対して思考停止させることが目的らしい。
中身によってサイズを変えてたら逆にサイズから中身を想像できてしまうだろ?
最初の頃は高そうなものが盗難に遭いやかったり、安そうなものは乱雑に扱われたりという事故が多かったらしい。
さらに宅配先に届ける荷物の傾向で、住人の収入や職業、趣味嗜好が特定されやすくなってしまい、ストーキングや空き巣に対して大きなヒントになってしまっていたそうだ。
ところが箱のサイズを一律にしたことで、重さの情報だけでは価格帯はもちろんどんなものが入っているかが全くわからなくなったそうだ。
それによってどんな荷物も扱いが一律になって、盗難も物損も激減。
発注者のプライバシーも守られることで応対コストも下がって、多少の過剰包装になっていたとしても、トータルでみるとかなりのコストカットにつながっているらしい。
わざわざ死んだじいちゃんが夢に出てきてまで教えてくれたんだから間違いない。