電車の中で、
「羽毛布団が欲しい、知り合いのなんとかちゃんがすごく良いって言ってた」
みたいな母と娘の会話が聞こえて、知り合いのクチコミって強力なんだなぁって思った。
かなりヤバい値段らしくて、娘が止めてた。
「お母さんバカじゃないの?」と言うのを堪えて、やんわりと。
俺も、amazonのレビューは見たりするから、口コミに振り回されないかと言ったら、振り回されてるほうかもしれない。
でも、レビューの数とか気になるし、知り合いの言ってたことだからレビュー数1でも信じるって、どうなんですかね。
羽毛布団はなぜ暖かいのか、について気にならないのも不思議だ。
「羽毛布団はいい。」「なぜ?」
と自問自答はしないのか。
たぶん、その母親はこう答えると思う。
と。
いや、まあそれはそうだけど、あのね、それを理解することで、似たような素材でもっと安いものはないかと考えたらできるでしょ。
で、結局買うっぽくてさ。
「みんな使ってる」
羽毛布団、軽くて暖かくていいよね。
俺も好きだよ。
娘「ほら、なにが美味しいと思うかみたいに、そういうのって育ちだから!
わたし、すたみな太郎でも美味しく感じるし、軽自動車でも不自由ないし。
重い布団でも平気だよ?」
母親「でもね、みんな使ってるっていうんだよ?羽毛布団。
それでね、知り合いが、今なら半額で1枚50万でホンモノの羽毛布団を売ってくれるっていうの。
家族全員分買おうと思うの」
娘「車のローンもまだだし、ね、考え直そう?」
いいぞ、もっとやれ。
そうやって経済を回せ。