ドラえもんでのび太のママがテレビをチョップして直すシーンがある
そんな摩訶不思議な修理テクニックというか傾向に先日出くわした
これまたクラシカルなマッサージチェアで、20円で3分動作するもの
しかし20円入れても動作しない、もう10円入れたがやっぱり動かない
で、番台に座っているおばあちゃんにお願いした
おばあちゃんはゆっくりと立ち上がり、20円をレジ(というかお金入れの箱)から出し
マッサージチェアは動かない
バンッ!バンッ!!!
おばあちゃんは叩いた
バンッ!バンッ!!!
なおも叩くおばあちゃん
と、ふと。おばあちゃんは椅子の壁際をゴソゴソと触ったかと思うと
マッサージ機が動き始めた
「どうぞ」おばあちゃんは言った
ありがとうございます、電源が入ってなかったんですか?というと
おばあちゃんは
と説明してくれた
よく分からないけど動いたならいいや、と思っていると
おばあちゃんが何やら右側のスイッチを触っている
「これで。自分で調節してね」
気づくとマッサージの位置が自分の肩の位置に合っていることに気づいた
以前使った時はずいぶん低い位置だったと思う、古いものだとそんなもんだと思っていた
ぼんやりと
おばあちゃんは機械を叩いて直すというのは本当なんだな、と
変なところに感動していた
ブクマカもよく対象を叩いて直そうとするよね。いつのまにか叩くこと自体が目的になってることが多いけど。