真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
ザックリいえば、自分の作った物語に人格を当てはめるよう調整することだな。
その物語が破綻していないこと前提だが、それによって作られる登場人物は物語に忠実な言動になるからな。
例えば、子供置き去りのニュースがあったとして、「子供は親によって既に殺されていた」と考えるとかね。
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」という言葉は有名だな。
だが、これをマリー・アントワネットが実際に言ったかというのは信憑性が低いというのが現代の通説だ。
では、なぜこれがマリー・アントワネットの言葉として浸透したかというと、「言いそう」だというバイアスがかかっているからだ。
つまり、バイアスがかかるとは、「言ったか」ではなく、「言いそう」であるか、ということだ。
例えば私が「世界一長い芝生を刈る仕事をしている」という噂を聞いたら、君は「やってそう」と思うだろう。
年上好きが年下好きに変わると解釈すれば、自ずと真理は見えてくるだろう。
つまり、「好みの対象」も大切だが、それよりも着目すべきなのは「自分がいま何歳か」ということだ。
……新生児が年下好きだったらどうなるんだろうか。