2016-09-06

離婚遺伝子

先日掃除しているときに出てきた本「やわらかな遺伝子」マット・リドレーをぱらぱら読んでいた。

そこに書いてあった双子研究を基にした離婚遺伝子関係

二卵性双生児の片方が離婚した場合、もう一方も離婚する確率は30%で、親との相関と同レベルであったのに対し、一卵性双生児では45%となる。

離婚理由の半分は遺伝子であるという。

この文章は読んだ記憶があるが、以前に読んだときは、まだ母に離婚歴があるとは知らなかったに違いない。少なくとも再び読むまで思い出さない程度の印象だったはずだ。

今は違う。愕然としている。

母親ばかりか、姉までもが離婚した後だからだ。

本当に遺伝するんだ。

確かに、私が将来結婚したとして、やはり離婚するような気がする。

なんとなく理由は分かっている。

将来離婚するような相手が寄ってくるのだ。そして私はそれを、まあいいかと受け入れる。

きっと姉もそうだったんだと今は思う。

そういう人間なんだ。

同書には、こんなことも書いてあった。

性格遺伝性は、知能のそれよりも高いのだと。

姉と私の違いは、離婚を受け入れて恋愛できるか否かである

一見すると絶望の中を生きるようでもあるが、私には妙な安心感がある。

つくづく先人というのはありがたいものである

私が将来結婚したとしても、きっとこどもを授かることはないだろう。

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