先日掃除しているときに出てきた本「やわらかな遺伝子」マット・リドレーをぱらぱら読んでいた。
二卵性双生児の片方が離婚した場合、もう一方も離婚する確率は30%で、親との相関と同レベルであったのに対し、一卵性双生児では45%となる。
この文章は読んだ記憶があるが、以前に読んだときは、まだ母に離婚歴があるとは知らなかったに違いない。少なくとも再び読むまで思い出さない程度の印象だったはずだ。
今は違う。愕然としている。
本当に遺伝するんだ。
確かに、私が将来結婚したとして、やはり離婚するような気がする。
なんとなく理由は分かっている。
将来離婚するような相手が寄ってくるのだ。そして私はそれを、まあいいかと受け入れる。
きっと姉もそうだったんだと今は思う。
そういう人間なんだ。
同書には、こんなことも書いてあった。
一見すると絶望の中を生きるようでもあるが、私には妙な安心感がある。
私が将来結婚したとしても、きっとこどもを授かることはないだろう。
正直な読書感想文。