"殺人表現を含むフィクションを好むこと" という比喩について
"「性差別表現を含むフィクションを好むこと」と「性差別を批判すること」は問題なく両立する" と言ってるのはおそらくそういう批判があったのだろう。
なぜそのような批判が出たのかを考えるに、「"性差別表現を含むフィクション"を規制したい、なぜなら社会の性差別を促進してしまうからだ」という意見があるからだろう。
なので殺人表現に例えるにしても、通常のミステリでは「社会問題を促進する」という意見はほとんどないので妥当ではない。
毒物や爆発物の製法などを正確に記述するようなフィクション、などのようなものでないと喩えとして成り立たないのでは。
元増田の "変えなければいけないのは表現ではなく社会" という指摘は正しく、性差別以外にも適用できる話である。
しかしその方向ですべての問題が解決されるかというとそうでもなく、程度によっては規制もやむなしな場合もあるだろうなとは思う。
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