2016-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20160904181012

"殺人表現を含むフィクションを好むこと" という比喩について

"「性差別表現を含むフィクションを好むこと」と「性差別批判すること」は問題なく両立する" と言ってるのはおそらくそういう批判があったのだろう。

なぜそのような批判が出たのかを考えるに、「"性差別表現を含むフィクション"を規制したい、なぜなら社会性差別を促進してしまうからだ」という意見があるからだろう。

なので殺人表現に例えるにしても、通常のミステリでは「社会問題を促進する」という意見ほとんどないので妥当ではない。

毒物や爆発物の製法などを正確に記述するようなフィクション、などのようなものでないと喩えとして成り立たないのでは。

元増田の "変えなければいけないのは表現ではなく社会" という指摘は正しく、性差別以外にも適用できる話である

しかしその方向ですべての問題解決されるかというとそうでもなく、程度によっては規制もやむなしな場合もあるだろうなとは思う。

社会簡単には変わらないし、変わるまでの間にも被害が発生するのであれば、時限的な規制必要となることもあるだろう。

記事への反応 -
  • ●無条件に「性差別」である表現は存在しない 「全てのセックスは性差別」とフェミニズムの一部が主張している、と俗に言われる。これは半分正しいが、半分間違いだ。 正確には...

    • "殺人表現を含むフィクションを好むこと" という比喩について "「性差別表現を含むフィクションを好むこと」と「性差別を批判すること」は問題なく両立する" と言ってるのはおそら...

    • 大雑把に同感できる意見なんだけど、疑問点が2つある。 まず、「(フェミニズムに立脚していようといまいとどっちでも良いが)批評は表現なのか?」である。 真だとすれば、それも...

    • この記事のブコメに「"マンガ・アニメという表現様式一般が性差別である"なんてところまで言ってる人は見たことがねぇよw」って書き込みがあったけど、 国連女子差別撤廃委員会か...

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