暑くなってきたし、西新宿であほみたいに飲んだあとクレミア買ってあっという間にベタベタに溶けてギャーギャー言いながら歩いたあと、ヤングインに入りたい。あそこは、狭くて可愛くて、いわゆるラブホらしい下品なギラギラ感はないが、それもまたいい。男の子とひたすらに遊びたい。彼氏がいなかったら、ただのヤリマンビッチだったと思う。最大の抑止力だ。ただ、一度恋人の関係になってしまうと、おごってもらうの申し訳なくなるし、ジャンジャン飲むのもなんとなく気恥ずかしくて、そういうことは、なんも考えずに遊べる友達としたいと思ってしまう。すっごいエロいぐちゃぐちゃなセックスとかも、彼氏とはできない。かわいこぶってしまう。そのくせ一度セックスした友人とは疎遠になる。仲良くはし続けるけど、恥ずかしくてもう寝たりはできない。そんなアブノーマルなプレイをするわけでもないのに。嫌われてもいいけどめっちゃ好きだな、って男の子としかセックスができない。先にシャワー浴びて、待ちながらバスローブで一服して、相手が戻ってきてキスする瞬間が一番興奮する。彼氏になる人も、毎回、「この人のこと大好きだけど、一度セックスできたらもう嫌われてもいいかな」って思ってたような相手だ。でも、なんだかんだ好きって言われて、私も好きになってるから、じゃ付き合うか、って感じで彼女になる。それでなんだかんだ何年も続いたりするから不思議だ。恋心は性欲とイコールだと思う。好きになったら肌を触りたくなる。手をつなぎたいし、手をつないだら次はセックスやキスをしたくなる。夏だしそんなことばっか考えてる。