がんはざっくり言えば自分の体から湧いた悪いモノに殺される病気。
同じように自分の精神から湧いた悪いモノに殺される病気が自殺。
だから適切な時に治療すれば予後が良好なケースもあるが、運悪く発見が遅れたり侵攻が早い奴はどんなに周りが努力しても死ぬ。
不健全な奴が長生きして、健全そのものの生活してる奴が早死し、そうなりやすい家系があるってのも共通だと思ってる。
じゃあ周りが何ができるかって、素人ができることはないんじゃないか。
結局、「そこがそいつの寿命だった」と早めに割りきり、存在を「たまに思い出す程度のフォルダ」にぶち込んで、日々を心穏やかに過ごすのが残された人間の恐らくはそう悪くない選択。
今でこそ多少落ち着いてるが、真剣に毎日自殺を考えてた時の基本思考は「痕跡も残さず消え去りたい、産まれて生きてきて、生きている現在を否定したい」だった。