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「神が全知全能」であることを正として
「神が持ち上げられないが、神が持ち上げられる岩」を矛盾であると定めることがなぜ人類に可能なのか？その選択権は全知全能でない者には与えられてない。
極端な話をすれば、全知全能の神が、その問題の岩を生み出した時点でその世界は「神が持ち上げられるけど持ち上げられない岩」の存在を許す世界へと移行する。
理解しにくいだろうが神は全知全能の視点において全知全能の力を振るうがその結果を人間が理解するには差がありすぎる。
人が理解を超える知と法と定義に対応できないことがこの問題では考慮されていない。
持ち上げられないけど持ち上げられる岩の定義を許さないのは今現在においてその全知全能の神が決めていることであり、
全知全能の神がその岩を矛盾なく作り上げる結果を全知全能でない人間が認識し理解し観測することは現段階において定義上でもできない。
その矛盾を人間が解消できないことこそが全知全能の神とそうでない人との差ではないのか？
行動力のあるイケメンがモテる技を知ってても、何もしないモテないブサメン同士でいくらモテる方法を考えても分からんだろ？
人間が理解できるだけの知能を現段階で持ち合わせているという前提が最初の間違い。
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