入社後に支給されたノートPCをずっと使っていたのだが、いかんせんCPUもメモリも何年も前に購入されたものだったのでスペックが結構低かった
ドキュメントを開きながら開発すると、ディスクがガリガリ言い出してた
会社に「新しい良いやつを買ってくれ」と訴えていたが、「まだ使える」「納期に間に合ってる」ということでスルーされていた
ある受託開発の案件で、向こうは数人、こちらも社長や上司を含めて数人で、客先で打ち合わせがあった
そこでいくつか資料をスクリーンに映す必要があり、自分が持ってこさせられていたノートPCを使った
1つ目のファイルこそ、まだそこそこで立ち上がるものの、2つ目からはすぐには開かない
(必要なのはデスクトップに事前に全部置いていたので、スクリーン暗転とかしてなかった)
これが平常運転だと自分だけはわかっていたので、社長や上司がしきりに「はやくしろ」とか「少々お待ち下さい」とか言っていたのに対して、「何言ってるんだ?」と思ったのを覚えてる
そりゃ時間かかるだろうよ、と思ってた
最後に、客側から「こんなPCでちゃんとした製品を作ってくれるのですか?」などと言われる始末
このことがあってすぐ、スペック的にはそこそこのPCを買ってもらえた(もっといいやつが良かったけど)
自分がいくら言っても解決しなかったけど、体裁を気にする方向に持っていくと、割りとあっさり通るんだなということを学んだ一件だった