子供が産まれ、ベビーカーを押すようになってから初めて気づく、ベビーカー使いには住みにくい国、日本。強く感じた事象を上げてみる。
・狭い駐車場
子供(12kg)を車から抱っこして下ろし、そのままベビーカーに乗せたのはいいが、車止めがあったりポールがあったりして、ベビーカーが通れない
道路のちょっとした段差につまずく。見た目には分からない角度の斜面に四苦八苦。格子状の蓋には車輪が挟まる。信号待ちをしているときの地面が斜面のため、ベビーカーが進まないよう待っている間ずっと支えている。
・オシャレなタイルの床
ショッピンセンターのオシャレなタイルの床は、タイルの継ぎ目を通るたびにガタガタ揺れる。
・小規模のパン屋
母も子供もパンが大好き。しかし、町のパン屋はベビーカーごと入るとすれ違えないほど小さいし、子供の手の届くところに商品があるため、入店を控える。
授乳室の扉が手で引かないと閉まっていく引き戸のため、片手でベビーカーを支えながら、片手で引き戸を引きつつ、全身でベビーカーを押し授乳室に入る。
・狭い店舗
ベビーカーがいるだけで、人がすれ違えなくなる店には入れない
その他、ベビーカー限定ではなく、乳飲子がいる場合、美容院、歯医者、眼科などの病院には、旦那や親族に子供を預けないと行けない。子供が産まれるまでは、普通に歩いていた道、普通に買い物していた店が不便に感じるとは思っても見なかった。